睡眠時無呼吸症候群SAS:SLEEP APNEA SYNDROME

睡眠中に何度も呼吸が止まった状態(無呼吸)を繰り返す病気です。この病気のほとんどは、睡眠中に気道が閉じてしまう閉塞型というタイプで、多くの場合いびきを伴います。 適切な睡眠がとれていないことで日中強い眠気を感じたり、無治療のまま放っておくと生活習慣病を招いたり、悪化させる恐れがあります。健康な生活を維持するためには、早期発見、早期治療が大切です。

  • 通常の方の軌道イメージ
  • 睡眠時無呼吸症候群の方の軌道イメージ

睡眠時無呼吸症候群の症状とリスク

  • 症状

    次のような症状がある場合は睡眠時無呼吸症候群が疑われます。

    • いびき
    • 日中の傾眠
    • 知性の低下
    • 性格の変化
    • 起床時の頭痛
    • 幻覚・自閉症
    • 呼吸困難(とくに労作時)
    • 不眠症
  • リスク

    睡眠時無呼吸症候群は次のような疾患や事故のリスクを増加させます。

    • 脳卒中 3.3倍
    • 高血圧 2.9倍
    • 糖尿病 1.6倍
    • 不整脈 4倍
    • 居眠り運転 5倍

診察の流れ

睡眠時無呼吸症候群の診療は随時受け付けております。

  • 受付
  • アンケート記入
  • 診察
  • 業者へ依頼・自宅にて機器装着
  • 検査後7~10日結果説明
  • 診断

睡眠時無呼吸症候群 自己判断チェック表

下記の質問で5~10点の方は、睡眠時無呼吸症候群の存在が疑われ、11点以上の方は、睡眠時無呼吸症候群の存在が認められます。ご心配がございましたら、診察をお勧めいたします。

時にある(1点)・しばしばある(2点)・いつもある(3点)・いいえ(0点)

座って読書をしているとき眠くなることが
テレビを見ているとき眠くなることが
公の場所で座って何もしないとき(例えば劇場や会議)眠くなることが
1時間続けて車に乗せてもらっているとき眠くなることが
状況が許せば、午後横になって休憩するとき眠くなることが
昼食後(飲酒しない)静かに座っているとき眠くなることが
車中で、交通渋滞で2〜3分止まっているとき眠くなることが